“ ネイミング ・ ライツ ” 

 
 「ついに、多治見にもやって来ました!」とは、言っても有名人が来たワケでも、映画館ができたワケでもわりません。時代の波がやって来たのです。
どんな波かと言えば、ネイミング・ライツ(命名権)により、市の施設の名前が一部変更になります。

変更箇所は三施設となり、体育館(大畑町)が「感謝と挑戦のTYK体育館」、文化会館(十九田町)が「バロー文化ホール」、、歩道橋(旭ヶ丘)は「エバーグリーンブリッジ」となります。契約はいずれも三年で、体育館と会館が年間で二百万円。歩道橋は二十万円。収入は運営維持費に充てる事になるされています。

 市の財政のためになる事をするのは決して悪い事ではありませんが、わたしの実感としては、ネイミング・ライツにより、企業の宣伝にはなりますが、利用者にとっては、どこがどこだかわからなくなる事があります。

名前が変わったとしても、長く同じ企業が買い取り続ければ良いのですが、新たな企業が買う事になると、さらに名前が変わる事になってしまうからです。

 あまり、普段は名前について何とも思いませんが、改めて考えさせられると、ただの名詞以上の意味を持っている事を感じます。それは名前を通して施設のイメージが環境に定着しているからです。だから、名前が変われば新たな印象が生まれて混乱が起こって来るのです。

 聖書には、神様によって名前を変えられた人物がいますね。アブラハムやサラ、ヤコブなどは、神様を信じる中で、かつての古い自分のイメージではなく、新たな神様のイメージに生かされていきました。

彼らのネイミング・ライツの契約者は神様だったのです。そして、契約して下さった神様は名前を変更しただけでなく、新たなイメージをも与えて下さいました。名前の中に、神様の新しいイメージが込められています。

新たな名前の人々も、初めは名前に相応しいモノではありませんでした。しかし、神様を信じて歩む中で、名前に相応しく中身も変えられました。その神様は私たちをも変えて下さいます。

そこには、特別な新しい名ではないかも知れません。しかし、クリスチャンと呼ばれる名前を下さいました。クリスチャンとはキリストのような者の意味があります。

何と恐れ多いことでしょうか。キリストのような者に相応しくない者がクリスチャンと呼ばれるのです。それはイエス様によって新しくされ、素晴らしい恵みの中に生かされ、新しいイメージが与えられた名前です。

イエス様を信じなら、どんな人でもクリスチャンとされるのです。神様の恵みによる新しい名前がそこにあります。

〈使徒の働き 11 : 26C〉 「弟子たちは、アンテオケで初めて、キリスト者と呼ばれるようになった。」

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