“ 戦力としての役割 ”  

 2014年のプロ野球はソフトバンクホークスの日本一で幕を閉じました。その光とは対照的な形で陽の目を見ず、活躍できなかった選手たち120名に容赦なくチームから戦力外通告の知らせが届いています。

現役を諦めきれずに、トライアウトを受けて別のチームからオファーを待つ者や全く野球とは関係のない別の仕事に就く者など、進路は様々です。その宣告を受けた選手たちは、子供の時から天才と評されて、幼き頃より注目を浴びた選手達ばかりですが、この季節になるとスポーツ記事を読む度、プロの世界の厳しさをつくづく感じさせられます。

 チームにとって、活躍できない選手は必要がありません。もっと、チームが強くなるために、良い選手をチームはお金を出して集めていきます。プロスポーツにとって、チームの強さは欠かす事ができないモノだからです。そこでは、人の性格や優しさは関係がありません。必要なモノは結果です。

プロの選手たちに一番求められるモノは結果がどうであるかなのです。それは、皆さんのお仕事にも言える事かも知れません。どれだけ仕事ができるかが会社にとっては大切であり、仕事さえしっかりしていれば、後は関知しないのが社会と言えるかも知れません。

 聖書の世界ではそれだけではありません。勿論、与えられた職業の中で、プロとして真剣に仕事に取り組む事は重要なです。しかし、それだけでなく、「会社の中でどのようであるか」と言った心の態度がとても大切なのです。

例えば、それは朝に気持ちの良い挨拶をする事にあるかも知れません。挨拶を通して、心に灯を届ける事ができるからです。また、周りの人たちが気持ち良く仕事ができるように配慮する事にかも知れません。そうするなら、良い流れが会社に表されます。

目には見えない戦力としての働きが毎日の中にあります。そのために、あなたは毎日の中で派遣されているのです。
どのような役割があなたにはあるでしょうか。たくさんの新たな仕事を見つける事ができるのではないでしょうか。

それは、評価されにくかったり、給料に反映されないかも知れません。しかし、あなたは自分自身で神様から任されている事に気が付くはずです。そして、多くのやりがいや充実感を毎日の中で手に入れる事ができるのです。

あなたは貴重な戦力となる事ができます。それは、毎日の中で気付く事ができるからです。聖書は、あなたに新しい見方や考え方を気付かせてくれます。

〈マタイ5 : 9 〉
「平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるから。」

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