「すべてを超えた道」

 どんな時代になっても「良いものは良い」、そんな言葉が聞こえてきそうです。丈夫で実用的な帆布製のバッグや小物は、流行に左右されずに使えるおしゃれなアイテムですが、その帆布の元祖といえるのが江戸時代に生まれた「松右衛門帆」です。その日本最古の帆布の復元を高砂物産協会が神戸芸術工科大学の協力により成功をして製作したバッグが人気を集めています。

 「松右衛門帆」を発明したのは、現在の兵庫県高砂出身で江戸時代に海運業で活躍した工楽松右衛門。松右衛門は、舟の帆の改良に工夫を重ね、当時としては画期的な頑丈で操作が容易な厚手幅広の一枚布を織り上げる方法を考案。この新型織帆は、「松右衛門帆」と呼ばれ瞬く間に全国に普及し、北前船をはじめとする江戸時代後期の海運業の発展に貢献しました。まさか、時代を経てバッグにされるとは、松右衛門さんも当時の幕府も想像ではできなかったでしょうね。

 人は「こうしてやろう」、「ああしてやろう」と人間的な計算を立てます。しかし、人の計算の通りにはいきません。人の目に見えている事は限定的な世界であり、そこからいくら計算をしても想定があって当然なのです。しかし、その想定外が起こる事に目を向けない事は人のおごりであり、傲慢であると言えるでしょう。つまり、神様を認めて委ねる中に謙遜の道があり、その道にだけ神様の豊な恵みと勝利を見る事ができるのです。

 「策士策に溺れる」と言う言葉がありますが、私たちの人間的に持つ策はプラスに働くのではなく、自分を縛ったり、せっかくの恵みを受け取れなくしたりしてしまいます。下手な策ではなく、神様に従う道を選ぶ策こそが一番の得策です。そして、その策は主なる神様が私たちを超えて働いて下さり、勝利に繋がる策となるのです。主は想定外の出来事さえも想定する事ができる方です。

 私たちは人の限界の中で、限界のない信仰によって主に生かされる道を知っています。あなたの支配を神様に委ねて信仰によって歩む道です。自分の感情や思いを制して、神様の従う道です。そこには、信仰によるベストの道があります。すべてを超えた主が導いて下さるからです。主に従いましょう!

〈詩篇55:22〉 「あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。
         主は決して、正しい者がゆるがされるようにはなさらない。」

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Posted in 多治見の花嫁.